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牛に引かれて善光寺参りの伝説と北国街道
布引観音は、「牛に引かれて善光寺参り」の伝説で有名なお寺です。
「昔、このあたりにあまり仏への信仰心の薄い婆が暮らしていた。ある日、婆が洗濯をしていると、どこからともなく牛が現れて、婆の洗っていた布を角に引っ掛けて走り出した。こらまてと必死で追いかけて行きましたが牛はどんどん走っていく。そしてついには善光寺の如来尊にたどり着き、婆はそこで『牛は御仏の使いであったか』と悟り、それからは信心を深くしたとのこと。
その後、牛はこの地に帰り着いたが、突然の突風で布は岩に吹き付けられた。布引の崖には、今も布の模様が残っている。」
この伝説はこのような版画となり、善光寺みやげとして広がり、江戸時代の善光寺詣でのブームに一役買いました。
江戸時代後半は、庶民も参拝のためなら旅を許されたので、「善光寺講」のグループを仕立てて、たくさんの人が北国街道を歩きました。その中の多くの人が街道を外れて、この道を通り、布引観音にお参りをしました。
「布引参道」は、小諸宿のはずれから、氷を通って布引山 釈尊寺まで続いていました。


